発駕
はつが
名詞
標準
文例 · 用例
然らば諸王も亦発駕奔喪の際に於て、半途にして擁遏せらるゝの不快事に会う無く、各※其封に於て哭臨して、他を責むるが如きこと無かるべきのみ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
公私略に「九月廿一日御発駕御供いたし候」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
棠軒公私略に「五月九日御帰城御供在番被仰付、八月五日御発駕、尤中山道御旅行」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「文久癸亥三月四日|暁寅時、大津御旅館御発駕、(中略)三条大橋御渡、三条通より室町通へ上り、二条通を西へ、御城大手御門より中御門へ御入、御玄関より御上り」云々。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「御発駕も廿一日之処御延引、廿三日も御延引、未だ日限被仰出無之候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
何れ当月内には御発駕と存候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
何分公方様御事禁庭様御首尾大に宜被為在に付、御発駕も御延に相成候御容子、来る十一日石清水八幡宮に行幸有之、公方様御供奉被遊候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
右相済候はゞ中旬頃御発駕も可有之哉、聢と不存候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫