幻辞.com

情緒纏綿

じょうしょてんめん異読 じょうちょてんめん
名詞形容動詞名詞-の形容詞形容詞-たる副詞-と
1
標準
tender sentiments
文例 · 用例
焼津 八月十八日小泉八雲 この情緒纏綿たる手紙は、新婚当時の手紙ではない。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
博士が封を切って中を読んでみると、巻紙の上には情緒纏綿たる美辞が連なって居り、切に貴郎のお出でを待つと結んで、最後に大博士王水険|上と初めて差出人の名が出て来た。
――金博士シリーズ・6―― 戦時旅行鞄 青空文庫
あるひはまた細流に添ふ風流なる柴垣のほとりに侍女を伴ひたる美人|佇立めば、彼方なる柴折戸より美しき少年の姿|立出で来れるが如き、いづれも情緒纏綿として尽きざるものなり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
わたくしはまた更に為永春水の小説「辰巳園」に、丹次郎が久しく別れてゐた其情婦仇吉を深川のかくれ家にたづね、旧歓をかたり合ふ中、日はくれて雪がふり出し、帰らうにも帰られなくなるといふ、情緒纏綿とした、その一章を思出す。
永井荷風 雪の日 青空文庫
それでも、会いたかった見たかった……情緒纏綿たる光景なので、ついポッカリ口をあけた茨右近が、自分の家だけれどはいっていいのか悪いのか、土間に立ってボンヤリ眺めていると、御意見無用、いのち不知と二行の文身の読めるお絃の右手が伸びて来て、つと右近の耳を掴んだ。
新版大岡政談 魔像 青空文庫
彼女と私の間にはどんな情緒纏綿とした場面もなかったのである。
小山清 朴歯の下駄 青空文庫
作例 · 標準
夏目漱石の小説は、登場人物たちの繊細な情緒纏綿が巧みに描かれている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
古典文学には、しばしば男女間の情緒纏綿な情景が綴られている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「この曲、歌詞がすごく繊細で、聞いていると切ない情緒纏綿な気持ちになるわ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite