出しすぎる
だしすぎる
動詞-一段
標準
to overdo something (speed, exertion, etc.)
文例 · 用例
岩疊な顏に優しく溢れる血汐の喜びどこにも不健康のしるしは見られ無い力を出しすぎる位いくらでも笑ひつゞけてゐる小供と母の顏樂々とした笑ひの中に肉が躍り神々の喜びがゆらぐ肉體を精神が活氣づける。
— 千家元麿 『自分は見た』 青空文庫
例へば、「……持前の勝氣に驅られて乘出しすぎるやうな處がある。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第二』 青空文庫
よし、虫ケラは臭い匂いを出しすぎるなんでもいいから、よいかげんに、ひねりつぶせ!
— 三好十郎 『殺意(ストリップショウ)』 青空文庫
ただその持前を余り出しすぎると、饒舌家といわれたり、法螺ふきと思われたり、またか、と人に厭われたりするので、平常は慎んで、なるべく寡黙を守っているのであった。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
時々は、快ささうな笑聲を立てて、彼等は戀事の歡びに、少しむきだしすぎる暗示を投げてはゐた。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫
すぐにも一人で戻って行って、忘れものをとって来ようとする気持、それもあわただしすぎると思う気持。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
私は(決して無禮の意味ではなくいふのですが)その對照は、があ/\騷ぎ立てる鵞鳥と鋭い鷹との差――おとなしい羊と毛の粗い、鋭い眼をした見張りの犬との差と云つても甚だしすぎることはないと思ふ。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
――竹にむだをだしすぎる。
— 箭竹 『日本婦道記』 青空文庫