極薄
ごくうす
名詞-の形容詞名詞
標準
ultrathin
文例 · 用例
扨又其の人事の全體の中で、極小、極短、極弱、極薄の地位を有して居るのが個人の状態である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
さてまたその人事の全体の中で、極小・極短・極弱・極薄の地位を持つのが個人の状態である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
其の外にある二十枚の皿を白菊と云って、極薄手の物であると申すことですが、東山時分に其様な薄作の唐物はない筈、決して薄作ではあるまいと仰しゃる方もございましょうが、ちょいと触っても毀れるような薄い皿で、欠けたり割れたりして、継いだのが有るということです。
— 三遊亭圓朝 『菊模様皿山奇談』 青空文庫
極薄な味のないところが、却ってよいのではないか。
— 北大路魯山人 『道は次第に狭し』 青空文庫
色が浅黒く、いい恰幅で、藍がかった極薄地羅紗の単衣羽織に、透しのある和蘭呉絽の帯しめ、れいの、お揃いの蕃拉布を襟に巻いている。
— 蕃拉布 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
実に初めは極薄きを用い、追々其喰料を増加して漸次に復常し、書を読み、或は近傍を歩行するに至れり。
— 関寛 『関牧塲創業記事』 青空文庫
與謝の海の如きも、砂嘴で作つた潟に過ぎないので、一半の水が淡水で、海に近い他の一半も鹹氣が極薄いのであります。
— 柳田國男 『潟に關する聯想』 青空文庫
前方には再び書棚が現れ、その一つの前の床の上に最近若干のケースが落下し、そこが極薄く埃をかぶっただけの山になっているのに気づいた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫
作例 · 標準
新開発されたスマートフォンは、驚くほど極薄のデザインだ。
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この極薄の紙は、繊細な芸術作品の制作に最適だ。
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彼女は極薄のパンケーキを何枚も焼いて、皆に振る舞った。
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