破題
はだい
名詞
標準
opening section of a Chinese poem or essay (in which the topic is broached)
文例 · 用例
「殿方のお道楽はお女郎買でございます」と破題を置く。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
そこへやつて来た五十くらゐの女が、いきなりその二人に向つて、「わたしや勧進帳はだい嫌ひ、眠くなつちやつた」と云つた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
大隅の頭はだいぶ禿げ上っていたようだが。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
一つにはだいたい私がそれまでに殆んど読書らしい読書をしてゐず、術語だの伝統だのまた慣用形象などに就いて知る所殆んど皆無であつたのでその口惜しさに遇つて自己を失つたのでもあつたゞらう。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
そういう友達の中にも硬派と軟派と二種類あって、その硬派の首領株からはだいぶいじめられた。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
重兵衛さんの長男は自分等よりはだいぶ年長で、いつもよく勉強をしていたのでその仲間にははいらなかったが、次男の亀さんとその妹の丑尾さんとが定連のお客であった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
それにはだいたい、次のやうな事柄が記されてあつたと記憶してゐる。
— 太宰治 『同じ星』 青空文庫
こう心を定めてから、気持はだいぶ楽になりました」 だから一時|拵えた四郎の位牌も何もかも捨ててしまって、折につけ四郎の消息を探ることにしていると、お蘭老女は語った。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
作例 · 標準
彼の論文の破題は、読者の興味を一瞬で引きつけるものだった。
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漢詩の破題は、全体のテーマを示す重要な部分だ。
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その古典文学作品は、見事な破題から物語が始まった。
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