掻き消える
かききえる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to disappear
文例 · 用例
千鳥 口ほどでもない平家の追っ手ども、掻き消えるように逃げて行ったか。
— 藤野古白 『人柱築島由来』 青空文庫
その秀政も涙にくれ、彦右衛門も落涙して、ここの一燈は、涙に掻き消えるかと思われるばかり暗澹な夜色に沈みきってしまおうとした。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
旅客の群も、ほとんど掻き消える。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
都会の喧騒の中に、風鈴の涼しげな音色はあっという間に掻き消えてしまった。
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「あ、待って!今の聞き取れなかった。飛行機の音で声が掻き消えちゃって。」
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霧の深い夜、怪しげな人影は街灯の光が届かない闇の中へと掻き消えるように去った。
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花火が上がった後の静寂に、観客の歓声も次第に遠のき、夜のしじまに掻き消えていった。
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