十刹
じっせつ異読 じっさつ
名詞
標準
ten important Rinzai temples, second in significance to the Kyoto Gozan
文例 · 用例
其故に洛中洛外の諸社、諸寺、五山|十刹、公家、門跡の滅亡はかれらが所行なり。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
三 十刹海 中野江漢君の僕を案内してくれたるものは北海の如き、万寿山の如き、或は又天壇の如き、誰も見物するもののみにあらず。
— 芥川龍之介 『北京日記抄』 青空文庫
されど最も面白かりしは今日中野君と行って見たる十刹海の遊園なるべし。
— 芥川龍之介 『北京日記抄』 青空文庫
此たびはじめて出來たる足がるは、超過したる惡黨なり、其故に洛中洛外の諸社、諸寺、五山十刹、公家、門跡の滅亡はかれらが所行也。
— 内藤湖南 『應仁の亂に就て』 青空文庫
錦襴の法衣、雲上の施與は、足利將軍の歴代を通じ、五山十刹の群僧がほこるところだつた。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
お経のよみかたが違い、お経が違い、儀式が違い、お寺の構造が違い、衣や袈裟が違う、それだけで禅宗の特色が出るものなら、五山も十刹も、片端しからつぶして、それを皆真宗に代えたらよい。
— ――禅僧の友人に与う―― 『僧堂教育論』 青空文庫
十刹の僧ども経を捧げ諷経をなせり。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
室町時代、幕府は禅宗寺院を格付けするために、五山の次に位置する寺を十刹として定めた。
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京都の十刹の一つに数えられるこの寺院は、今も静謐な空気に包まれている。
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彼は御朱印帳を手に、歴史ある五山や十刹を巡る一人旅を楽しんでいる。
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ウィキペディア
十刹(じっせつ、じっさつ)は、五山制度に基づく寺格の一つである。五山に次ぎ、諸山の上に位置する。日本では臨済宗の寺格をいう。
出典: 十刹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0