束稲
つかいね
名詞
標準
sheaf of rice
文例 · 用例
束稲山は北上川をへだてて青空の下に静かに往時の夢をむさぼっている。
— ──専攻科第一類歴史部── 『平泉紀行』 青空文庫
私はまず木像を拝し足下に流るる北上の激流を、絶壁の下にのぞき相対している束稲山をはるかにのぞんだ。
— ──専攻科第一類歴史部── 『平泉紀行』 青空文庫
束稲山の清峰には昔阿部頼時が桜一万株を植えたという。
— ──専攻科第一類歴史部── 『平泉紀行』 青空文庫
西行の、 陸奥の国に平泉にむかひてたばしのねと申す山の侍るに、こと木は少きやうに、桜のかぎり見えて花のさきたるを見てよめる ききもせず束稲山の桜花 よしのの外にかかるべしとは おくになほ人見ぬ花の散らぬあれや たづねをいらむ山郭公 往時をしのびてしばし感慨無量であった。
— ──専攻科第一類歴史部── 『平泉紀行』 青空文庫
辻を北に取れば竜泉寺の門前を過ぎて千束稲荷の方へ抜け、また真直に西の方へ行けば、三島神社の石垣について阪本通へ出るので、毎夜吉原通いの人力車がこの道を引きもきらず、提灯を振りながら走り過るのを、『たけくらべ』の作者は「十分間に七十五輌」と数えたのであった。
— 永井荷風 『里の今昔』 青空文庫
辻を北に取れば龍泉寺の門前を過ぎて千束稲荷の方へ抜け、また真直に西の方へ行けば、三島神社の石垣について阪本通へ出るので、毎夜吉原通ひの人力車がこの道を引きもきらず、提灯を振りながら走り過るのを、「たけくらべ」の作者は「十分間に七十五輌」と数へたのであつた。
— 永井荷風 『里の今昔』 青空文庫
作例 · 標準
刈り取ったばかりの束稲が、秋の日に照らされて黄金色に輝く。
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古文書には、年貢として納めるべき束稲の数が記されていた。
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束稲を担いで家路を急ぐ農夫たちの姿が見える。
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