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炭団

たどん
名詞
1
標準
charcoal briquette
文例 · 用例
しかるにその同じ家郷を、ひとえに時間の所在に求めて、追懐のノスタルジアに耽った蕪村は、いつも冬の炬燵にもぐり込んで、炭団法師と共に丸くなって暮していた。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
葺屋町に炭団伊勢屋という大きい紙屋があります。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
何代か前の先祖は炭屋をしていたとかいうので、世間では今でも炭団伊勢屋といっているんですが、地所|家作は持っていて、身上はなかなかいいという評判です。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
源次の話によると、きのうの午過ぎにかの式部が炭団伊勢屋へたずねて来て、後家のお豊に厳重な掛け合いを持ち出した。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
源次はその後の模様を探るために、再び炭団伊勢屋の方へ出て行った。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
それは炭団伊勢屋の息子が母の祈祷をたのみに来たことであった。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
で、また私は釣れた日でも釣れない日でも、帰る時にはきっと何時でも持って来た餌を土と一つに捏ね丸めて炭団のようにして、そして彼処を狙って二つも三つも抛り込んでは帰るのだよ。
幸田露伴 蘆声 青空文庫
――斜めに向う側の土蔵の白壁に、へまむし、と炭団の欠で楽書をしたごとく彳んで、熟と先刻から見詰めていた。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
作例 · 標準
「昔の子供たちは、火鉢の中の炭団をいじって火遊びをしては、よく大人に叱られたものだ。」
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炭団のじんわりとした熱は、エアコンの暖房とは違って、体の芯まで温めてくれる気がする。」
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「物置の奥から、数十年前の炭団を製造するための古い型枠が見つかった。」
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