復命
ふくめい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
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文例 · 用例
腰元やがて復命すらく、「乞食より汚穢い婆々です、さうして塩茄子のように干乾びておりますよ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
金七の復命は政宗及び其老臣等によって注意を以て聴取られた。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
婦が前髪にさしたのが、死ぬ時、髪をこぼれ落ちたというを拾って来て、近習が復命をした、白木に刻んだ三輪|牡丹高彫のさし櫛をな、その時の馬上の殿様は、澄して袂へお入れなさった。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
さっそく仲壬の許へ使を遣わしたが非道なる父の所へは二度と戻らぬという返辞だったと復命する。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
一族のものは市太夫の復命を聞いて、一条の活路を得たような気がした。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
さて使や醫師の復命を聞くに、どうも利章は重病ではないらしかつた。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
それだから社に帰って、僕は得意で復命したのだ。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
そこでお豊さんの返事をもって復命することだけは、一時見合わせようと、長倉のご新造が受け合ったが、どうもお豊さんが意を翻そうとは信ぜられないので、「どうぞ無理にお勧めにならぬように」と言い残して起って出た。
— 森鴎外 『安井夫人』 青空文庫
作例 · 標準
出張から戻ったら、すぐに上司に復命する。
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彼は会議で、調査結果を詳細に復命した。
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復命書を作成し、関係者全員に共有した。
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