代書
だいしょ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
amanuensis
文例 · 用例
勘当ではない自分で追出て、やがて、おかち町辺に、もぐって、かつて女たちの、玉章を、きみは今……などと認めた覚えから、一時、代書人をしていた。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
ぶくりんで連想するのは代書業のぐでりんです。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
おかくとぐでりんの会話を聞いて見ようと私は思ひましたので、いつか私はおかくが出て行くと先回りして役場へ赴き、代書所と障子一重の小使部屋で莨を喫してゐたのです。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
この「ゲダイ」というは馬喰町の郡代屋敷へ訴訟に上る地方人の告訴状の代書もすれば相談|対手にもなる、走り使いもすれば下駄も洗う、逗留客の屋外囲の用事は何でも引受ける重宝人であった。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
老家長は代書人だった。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
爺さんの兄さんにあたる郷里の小学校長と内儀さんの従弟の代書屋である。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
安さんは兄さんや代書屋を貶して、あれたちは財産めあてなのだから、と暗に警戒を強いるし、兄さんの方ではまた安さんや代書屋に兎角難くせをつけたがる。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
それへ代書屋が内儀さんを突っついて何んとか色をつけて貰おうと焦せる。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
作例 · 標準
昔の村では、読み書きができない人のために代書人が重宝された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
司法書士は、法律に関する書類作成の代書を専門としている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
手紙の代書を頼まれたので、相手の気持ちを汲んで丁寧に書いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
『代書』(だいしょ)は、落語の演目のひとつ。『代書屋(だいしょや)』とも呼ばれる。もとは上方落語であるが、現在は東京落語でも広く演じられる。新作落語の中では古典に近い存在となっている。
出典: 代書 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0