序の口
じょのくち
名詞
標準
the beginning (as in "this is only the beginning")
文例 · 用例
ほんの序の口にこれだけ申上げて置きましょう。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
こりゃほんの右門流の序の口よ。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
皆相当酔っているとはいうものの、まだ、ほんの序の口といってもいい座敷であった。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
彼の銀燭に蝋燭の火ざし華やかに、番組も序の口を終ったほどから、聴衆も居ずまいを直して耳傾くれば、お師匠さんの身の入れ方も一倍深くなって、三味線の音色撥さばき諸共に冴え、人々の心次第に誘われてゆく。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
私達に残された仕事は、まだまだうんとあるんだから……これがほんの序の口よ。
— 矢田津世子 『罠を跳び越える女』 青空文庫
愛する人は愛してくれず、欲しいものは手に入らず、概してそういう種類のものであるが、それぐらいのことは序の口で、人間には「魂の孤独」という悪魔の国が口をひろげて待っている。
— 坂口安吾 『恋愛論』 青空文庫
これぐらいは、まだ序の口さ。
— 坂口安吾 『中庸』 青空文庫
作者が読者をごまかしてやろうと虎視タンタン狙っているのは今後のことで、今までは全然序の口ですよ。
— 坂口安吾 『「復員殺人事件」について』 青空文庫
作例 · 標準
このプロジェクトの成功は、まだ序の口に過ぎない。
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「これは序の口だから、これからが本番だよ!」と彼はチームを鼓舞した。
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相撲の序の口で勝つことは、関取になるための第一歩だ。
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標準
lowest division in sumo
作例 · 標準
彼の相撲はまだ荒削りで、序の口で土つかずの星を保つのもやっとだ。
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序の口の土俵は、力士たちの情熱と汗で満ち溢れている。
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「序の口力士の意地を見せてやる!」と、彼は番付上位の力士に挑んだ。
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