気短
きみじか
形容動詞
標準
short-tempered
文例 · 用例
「なんですよツ」と、お祖母さんは気短かに、返答した。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
その祈請の筋を聞いてみると物を誂えるような塩梅で、時間なども気短かに区切って注文してあります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
お丹はあの通り気短だから恐怖いよ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
七面倒な、こうすべい、と荒稼ぎの気短徒じゃ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
お父さんはいつもは、いい人だけれど、どうかして浮かぬ顔でもしてゐられる時は、大層怒りつぽくなるので、その日も気短かにかういつて怒鳴つた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
たゞ彼は気短かになつて、しば/\癇癪を起した。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
いつも相手のほうが気短に私からそむいて行くことから悪い結果にもなって、結局私が捨ててしまったように言われるのだよ。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
気短になって取り返しのならないような行為に出るようなことは断じてないだろう」 などと源氏は言うのであった。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は仕事の効率を重視するあまり、少し気短なところがある。
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上司は普段は温厚だが、納期が迫ると気短になりがちだ。
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昔から気短な性格で、すぐに結論を急いでしまうのが私の欠点だ。
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彼の気短な物言いが、時々周囲の人を困惑させることもあった。
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標準
impatient
作例 · 標準
エレベーターがなかなか来ないので、彼女は気短に足踏みを始めた。
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渋滞にはまって、彼は気短にハンドルを叩いていた。
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まだ温まっていないのに料理を始めようとするなんて、まったく気短なんだから。
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子どもがお菓子をねだる声に、気短になってしまいそうだった。
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