遣欧
けんおう
名詞
標準
dispatching to Europe (e.g. an envoy)
文例 · 用例
将軍の舅6・18(夕) 遣欧米軍の司令官パアシング将軍の舅は、今米国のワイオミング州にゐる地方切つての富豪である。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
国旗に接吻9・27(夕) 亜米利加では、方々で今|盛に遣欧軍隊の調練をやつてゐる。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
司令官と一兵卒3・15(夕) 遣欧米軍の司令官パアシング将軍が、ある日自分の兵卒の宿舎を巡視に出かけた事があつた。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
僕らはヨーロッパで何をして来たかしらないけど、まア来たからには、何かの意味で遣欧使だから、まんざら役に立たぬこともあるまいというのですね。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
日本精神にしたって、これはもう人間という代名詞みたいなもので、頭は一つで眼は二つ、足が二つで手も二つ、精神は神に従うというようなものだから、遣唐使も遣欧使も僕らには必要だったんだ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
日本が中で固める必要の起っているときに、中国はいよいよこれから遣欧使の必要に迫られているときだから、日本と中国との間でごたごたがつづくのだと思う。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
「これが、天正遣欧使の一人――千々石清左衛門|直員から始まっている、降矢木家の紋章なんだよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
ところが、その十三世目になると、算哲という異様な人物が現われたのだよ」と法水は、さらにその本の末尾に挾んである、一葉の写真と外紙の切抜を取り出したが、検事は何度も時計を出し入れしながら、「おかげで、天正遣欧使の事は大分明るくなったがね。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
遣欧使節団は、無事に任務を終えて帰国した。
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歴史の授業で、岩倉遣欧使節団について学んだ。
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彼は数年間の遣欧を経験し、現地の文化に深く触れた。
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