狼牙
ろうげ異読 ロウゲ
名詞
標準
Potentilla cryptotaeniae (species of flowering plant)
文例 · 用例
続いて五つ六つの峰頭が狼牙を刻んで、最後に挟虫が尻を擡げたように、双鈎の尖りを対峙させた峰から始めて偃松の蒼黒い緑が溶けて滴って、更に凝って鮮かな緑を敷き延べた美しい若草の斜面に続く、深山毛莨、大桜草、四葉塩竈などの黄や紅の花が、もうひたひたと雪渓の側まで歩み寄って、尖った神経に寛ろぎを与える。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫
性、気みじかで、すぐ雷声を出すところから霹靂火のあだ名があり、ひとたび狼牙棒とよぶ仙人掌のような針を植えた四尺の棒を打てば万夫不当な概があった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
「拙者のよろいかぶと、狼牙棒。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
宋江以下は麓まで見送って来て、彼の甲冑や狼牙棒を返してくれた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
重々不覚は取りましたけれど、むほん人などとは、心外な仰せ」「だまれ、その甲冑、その二つとない狼牙棒。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
」「で実は、ご辺が山寨にいるうちに、山兵のうちからあなたの背丈け風貌にそっくりな者を選び出し、それにご辺のよろいかぶとを着せ、また狼牙棒を掻い持たせて、燕順、王|矮虎らの手下二百とともに、夜半、青州城を襲って、城内外を荒し廻ったというわけです。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
だが、秦明の狼牙棍(棘立った鉄棒)にあたりうる敵はない。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
山道を歩いていると、足元に狼牙の黄色い小さな花が可憐に咲いていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
狼牙は日本の固有種で、特定の山間部でしか見られない珍しい植物だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
植物図鑑で狼牙のページを開き、その特徴的な葉の形を確認した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア曖昧さ回避
狼牙(ろうが、ろうげ、中国語読み:ランギャ、ランヤ) オオカミの牙(きば)。 狼牙 -ライジング・フィスト- [1] - 2008年の香港アクション映画(香港映画)。 バラ科の植物 ミツモトソウの中国語名 狼牙委陵菜の略称。 (Sophora davidii) - 白刺花とも呼ばれる植物。 狼牙ヘニパウイルス(LayV) - 2022年、中国 山東省・河南省で発見されたウイルス。名称の由来は過去にあった琅邪郡から。 アーケードゲーム『ウルフファング 空牙2001』の開発当初の名称。 漫画『修羅の門』に登場する陸奥圓明流の技のひとつ。
関連項目
- 狼牙棒 — 中国の戦国時代の打撃武器の一種。
- 龍炎狼牙 — 日本の漫画家、イラストレーター。
- クロバナロウゲ(黒花狼牙)- 多年草。
- 狼牙山 — 中国・河北省 易県 狼牙山鎮にある山。
出典: 狼牙 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0