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饒歌

饒歌
名詞
1
標準
文例 · 用例
」 わたくしは先年坊間の一書肆に於て饒歌余譚と題した一冊の写本を獲たことがある。
永井荷風 上野 青空文庫
殊に根津遊廓のことに関しては当時の文書にして其沿革を細説したものが割合に少いので、わたくしは其長文なるを厭わず饒歌余譚の一節をここに摘録する事とした。
永井荷風 上野 青空文庫
松子雁の饒歌余譚に曰く「根津ノ新花街ハ方今第四区六小区中ノ地ニ属ス。
永井荷風 上野 青空文庫
永井先生はさらに昭和年代に入つても「上野」と云ふ随筆を草され、文中、苔城松子雁の「饒歌余譚」を引用して根津遊廓の興亡を談られ、また花巷の洲崎移転以後八幡屋を名乗る妓楼の後身紫明館なる温泉旅館へ、押川春浪井上唖々氏らと講武所の妓女を擁して遊ばれたと記してをられる。
正岡容 根津遊草 青空文庫