権者
ごんじゃ
名詞
標準
文例 · 用例
そういう場合に債権者は債務者の不意を襲うてその身辺に円を画く。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
しかし幸か不幸か債権者の大部分はもうどこにいるか分らない。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
そんな場合、栗本には、彼等が既に国家に対して債権者となっているように見えてきた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
するとそんな男にでもいろんな借金があって、死んだとなるといろんな債権者がやって来たのであるが、その男に家を貸していた大家がそんな人間を集めてその場でその男の持っていたものを競売にして後仕末をつけることになった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
「債権者の方から逃げる手はないぞ!
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
そうだとすると、昔の主権者為政者のもとに祭官、巫術師らの行なった仕事の一部は今日では彼らの後裔の科学者の手によって行なわれておるべきはずである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
戦乱の世というものは何時も其下と其上と和睦し難いような事情が起ると、第三者が窃かに其下に助力して其主権者を逐落し、そして其土地の主人となって終うのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
もともとの著作権者であるマイクロソフトからOSの供給を受けた日本電気は、PC―9801への移植の作業を行っていた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫