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言々

げんげん
名詞
1
標準
文例 · 用例
それほど私はあのお便りの言々句々が好きなのである。
太宰治 散華 青空文庫
後生だから早く勉強して、りっぱな人物になってくださいよう」 その音柔媚なれども言々風霜を挟みて、凛たり、烈たり。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
』 兒玉の言々句々、肺腑より出で、其顏には熱誠の色動いて居るのを見て、人々は流石に耳を傾むけて謹聽するやうになつた。
国木田独歩 日の出 青空文庫
青年の一言々々は、美奈子のこじれかからうとした胸を春風のやうに、撫でさするのであつた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
(後略) 言々誠意の溢れるのを見る事が出来る。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
青年の一言々々は、美奈子のこじれかかろうとした胸を春風のように、撫でさするのであった。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
村の百姓達は、坊さんの云ふ一言々々に、「南無阿彌陀」を云つて、ガサ/\した厚い、ひびのよつてゐる掌でじゆずをならした。
小林多喜二 防雪林 青空文庫
言葉が齒からもれて、一言々々の間に、シツ、シツといふ音が入つた。
小林多喜二 防雪林 青空文庫