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金気

かなけ
名詞
1
標準
metallic taste
文例 · 用例
金気のものはあぶない。
宮沢賢治 注文の多い料理店 青空文庫
金気|蕭条としてたちまち至る殺風景。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
道ばたの田の縁に小みぞが流れているが、金気を帯びた水の面は青い皮を張って鈍い光を照り返している。
寺田寅彦 花物語 青空文庫
けだし弓は昔時にあつては神聖なる武器にして、戦場に用ゐらるるは言ふまでもなく、蟇目などとて妖魔を攘ふの儀式もある位なれば、金気の粛殺たるに取り合せて自ら無限の趣味を生ずるを見る。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
金気臭い新しいニュームの鍋で飯を焚き、残りの火を炬燵に入れて、熱い飯に生玉子をぶつかけて食べた時は、ゆき子はしみじみと自炊の有難さを感じた。
林芙美子 浮雲 青空文庫
これは男子の成金気質に附随して発生した一時的現象かも知れませんが、不完全ながらも現代の教育を受けた女子が、こういう風に頽廃した傾向を示すことは怖ろしいことだと思います。
与謝野晶子 平塚さんと私の論争 青空文庫
金気がしみついてるから虫がつかないよ」 綾子が細かいめの紫と白の矢羽根の袷で、パラソルを膝の前へつきながら河原で跼んで流れを見ていた姿が、シャボン泡の中へ甦った。
宮本百合子 三月の第四日曜 青空文庫
物質的な優越感にならされた或程度の成金気分が彼女にもある。
一九二一年(大正十年) 日記 青空文庫
作例 · 標準
この井戸水は金気が強すぎて、お茶を淹れると色が黒ずんでしまう。
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「このリンゴ、包丁の金気が移ったのかな。少し味が変な気がする」
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貧血気味の時に飲むサプリメントは、口の中に独特の嫌な金気が残る。
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源泉掛け流しの温泉は、湯気に混じって鼻を突くような強い金気が漂っていた。
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