平らげる
たいらげる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to eat up (completely)
文例 · 用例
――お銚子なら、まだしもだが、催、稽古なんど忙しい時だと、ビールで湯どうふで、見る/\うちに三挺ぐらゐぺろりと平らげる。
— 泉鏡太郎 『湯どうふ』 青空文庫
何となく倦怠を覚える(そのくせ食慾はちつとも減じないどころか、ありすぎるほどある、五合の飯をペロリと平らげる)、入浴したら、だいぶ気持がすが/\しくなつた(湯銭が五厘不足とは笑はせる)。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
大連が一台ずつ、黒塗り真円な大円卓を、ぐるりと輪形に陣取って、清正公には極内だけれども、これを蛇の目の陣と称え、すきを取って平らげること、焼山越の蠎蛇の比にあらず、朝鮮|蔚山の敵軍へ、大砲を打込むばかり、油の黒煙を立てる裡で、お誓を呼立つること、矢叫びに相斉しい。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
それから鼬が芸香を以てバシリスクを平らげるといい出したのだ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
二葉亭も来る度毎に必ずこの常例の釜揚を賞翫したが、一つでは足りないで二つまでペロリと平らげる事が度々であった。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
肉も煮焼きをしたものは気に入らず、もっぱら生の肉を啖って、一食ごとに猪の頭や猪の股を梨や棗のように平らげるので、子や孫らはみな彼をおそれた。
— 異聞総録・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
――夕はあるだけの御飯を炊いて食べた、胡麻塩をふりかけて、――それでも数碗けろりと平らげるのだから、私の胃袋は強い々々!
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
賄征伐を遣る時には一人で七、八人前を平らげるという剛の者だ。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
作例 · 標準
運動部の学生たちは、山盛りのカレーライスをわずか数分であっという間に平らげてしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「まあ、あんなにたくさんあったおかずを一人で平らげたの?」「だってお腹が空いてたんだもん」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼女は小柄な体格に似合わず、コース料理を最後まで残さず平らげる旺盛な食欲の持ち主だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
to put down (a rebellion)
作例 · 標準
若き将軍は知略を駆使して反乱軍を平らげ、瞬く間に国内の治安を回復させた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「北方の反乱を平らげるためには、武力だけでなく敵の食糧路を断つのが先決だ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
かつての英雄は、乱れた世を平らげるという大義名分を掲げて旗揚げをした。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
to make flat
作例 · 標準
左官職人はコテを巧みに操り、凹凸のあった壁面を鏡のように滑らかに平らげた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「盛り土をしっかり平らげておかないと、上に建てる家が傾いてしまうから注意しろ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
雪かきをした後の路面を平らげる作業を怠ると、翌朝にはデコボコに凍りついて危険だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview