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来諸

らいしょ
名詞
1
標準
文例 · 用例
西洋哲学の術語などは明治以来諸先輩の努力によって殆どすべて翻訳され尽している。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
余の年来諸国の高き山の嶺より嶺へ、飛行の彷徨を成し来ったのは外にもあらず、如何にもして超風の若者に遭遇して、余が鳥人の術を教えんとの念願からじゃが、今宵汝に超風の者を見出したぞ。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
不易流行や虚実の弁については古往今来諸家によって説き尽くされたことであって、今ここに敷衍すべき余地もないのであるが、要するにこれは俳諧には限らずあらゆるわが国の表現芸術に共通な指導原理であって、芸と学との間に分水嶺を画するものである。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
来諸君はこの農場を貫通する川の沿岸に堀立小屋を営み、あらゆる艱難と戦って、この土地を開拓し、ついに今日のような美しい農作地を見るに至りました。
有島武郎 小作人への告別 青空文庫
来諸法が空相なら、何ぞ空を空ずるの相あらむや。
木下杢太郎 南蛮寺門前 青空文庫
」「二百年来諸蛮を禁止したまひし神智、今日に至り実に申もおろかなる事にて、敬服仕候事に奉存候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
ダムダム弾は近来諸所で製造するが随分高価なものであるから、いかに戦争でもそう充分な供給を仰ぐ訳に行かん。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
劇詩に関する評論は、従来諸種の批評家によりてせられき。
北村透谷 劇詩の前途如何 青空文庫