但し
ただし
接続詞頻度ランク #5727 · 青空 2229 例
標準
but
文例 · 用例
但しその簡潔とは、原稿紙に臨んでからのことであるよりも、寧ろそれ以前の、凝集を謂つてゐるのである。
— 中原中也 『菊岡久利著「貧時交」』 青空文庫
但しそれとても一朝一夕に叶ふことでもありますまいが、そのためにはまづ、詩人が一体に固くなりすぎてゐることが、まづは打解されなくてはなりますまい。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
(但し私の云ふその条件とは、金銭や環境、又は個性なぞと呼ばれてゐるものの裡にあるのではない。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
但し、よく了解してさへ貰へれば、勿論色んな場合への適用も予想出来るやうには、書くつもりである。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
そこで、それに興味の持てる文士は、持てるだけ持てばいいのだし、但し政治的関心がないから、それで不可ないとか好いとか云へる筋はない。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
但しそれには交換条件があって、おまえのもっている墨とかナイフとかを呉れたら、というのであった。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
会費は年末賞与の三プロセント、但し賞与なかりし者は金弐円也とあった。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
自分は試験の準備でだいぶ役所も休んだために、賞与は受けなかったが、廻状の但し書が妙に可笑しかったからつい出掛ける気になって出席した。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫