きー
きー異読 きーっ・キー・キーッ・きいっ・キーっ
副詞-と
標準
with a screech
文例 · 用例
吹気は吹いて冷やかにする気、呼気はダン気、嘘気は出気、呵・熙・師三気は『科解』にも全くこの字体無しとしてあり、全く字の態を以って義としないとあるから、ただその帯びる声を取るので、呵気は「かー」という声を帯びた気、熙気は「きー」という声、師気は「し」という声を帯びた気をいうのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
それに、練習には、あのほうがいいんだってば」「スネアがきたって、どうせ、きーみーがーあー、じゃねえか」 慶一はことばにつまった。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
狂女は穢い皺くちゃな顔に黒豆のような目を光らせて淫らな声できーきー笑った。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
」 と云うと、きーきー異様な声でわらいながら走って行った。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
清冽な雪の原野には、きーンと肌をつき刺す冷気があった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
そのとき、きーんと高い音をたてて、機械の軸が廻りだした。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
――それ、少ねえが、礼は先に出しとくぜ」 親指の爪先から、弾き落すようにして、きーんと畳の上へ投げ出した二|分金が一枚、擦れた縁の間へ、将棋の駒のように突立った。
— 江戸名人伝 『歌麿懺悔』 青空文庫
それから まもなく ものすごい ものおとが して ―― わんわん、 わおーん、 ぐるるるる、 おおーん、 きーっ、 うぎゃっ。
— THE TALE OF JEMIMA PUDDLE-DUCK 『みずかきジェマイマのはなし』 青空文庫