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瀬戸物

せともの異読 セトモノ
名詞
1
標準
earthenware
文例 · 用例
そこには笹竹や芹などの雑草が生え、塵芥にまみれて捨てられてる、我楽多の瀬戸物などの破片の上に、晩春の日だまりが力なく漂っているのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
何とも知れない鳥の声が、瀬戸物の破片を擦り合すような鋭い叫声を立てている。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
その白い岩になった処の入口に、〔プリオシン海岸〕といふ、瀬戸物のつるつるした標札が立って、向ふの渚には、ところどころ、細い鉄の欄干も植えられ、木製のきれいなベンチも置いてありました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
何時の間にか、眼が悪くなって府下の有名な眼科医三四人に診察を乞うて見ると、云うことが皆同じである、曰く進行近視眼、曰く眼底充血、最後に当時最も雷名ありし、井上達也氏に見て貰うと、卒直なる同氏はいう、君の眼は瀬戸物にひびが入った様なものじゃ。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
だが、あの辺は瀬戸物町の持ち場じゃありませんか」「瀬戸物町もこの頃はひどく弱ったからな」と、半七は考えながら云った。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
多吉のいう通り、茅場町辺の事件ならば、そこは瀬戸物町の源太郎という古顔の岡っ引がいるので、当然彼がその探索を云い付けられる筈であるが、源太郎はもう老年のうえに近来はからだも弱って昔のような活動も出来なくなった。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
番頭の重兵衛は瀬戸物町の源太郎のところへ駈けつけて、秘密にその探索方をたのんだ。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
伊勢屋の番頭が瀬戸物町へ駈け込んで、そっちから何かちょっかいを出されると面倒だ」「すぐにやりますかえ」と、多吉は訊いた。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
「形あるものはいつか壊れるから」と言って、祖母は瀬戸物を丁寧に梱包した。
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新生活を始めるにあたり、近所の雑貨屋で手頃な価格の瀬戸物を買い揃えた。
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床に落ちて粉々になった瀬戸物の破片を、危なくないように急いで掃除した。
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2
標準
Seto ware
作例 · 標準
愛知県瀬戸市で作られる瀬戸物は、東日本を中心に広く流通し、磁器の代名詞となった。
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本場の瀬戸物は、その繊細な絵付けと独特の釉薬の美しさが特徴である。
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骨董品店で見つけた江戸時代の瀬戸物を、思い切って自分のコレクションに加えた。
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瀬戸物(せともの) — 幻辞.com