密計
みっけい
名詞
標準
secret plan
文例 · 用例
僕は、その夜、僕の家へ遊びにやって来た君たちに向って、われらの密計ことごとく破れ果てた事を報告し、謝罪した。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
わたしの炯眼は、残念ながら自分の鼻の先までしか届かず、また折角のわたしの密計も、誰ひとり瞞しおおせることはできなかったらしい。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
しかし、その半面では西ヨーロッパと東ヨーロッパの対立を挑発し、また秘密計画Xと金権活躍を公言して、弱小国の人民の意志の買いしめを宣言して憚らない。
— 宮本百合子 『便乗の図絵』 青空文庫
かような仕儀であるから、マリア夫人は種々苦心熟慮の末、かつて雇傭してその心を知り抜いている忠僕と忠婢に、予め密計を語って、城外にてその櫃を受け取り、直ちにこれをゴルクム町の友人の家に護送する事を依頼した。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
裁判の前日、ムーアは密に彼に会って密計を授けた。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
しかるに後から知ってみれば、長州は薩州と聯合の約が出来て、今度は反対に幕布討伐の密計が進行していたのだから、我藩等の如きにはさほど復讐戦をする考えはなかったのである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
それは、このおそるべき怪星ガンから、テッド隊が脱出する秘密計画に、密接なつながりがあるのであった。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
彼等の秘密計画がばれるのを、ひどくおそれているからのこの暴行ではあったが、それにしても、面倒を見てやらなければならない部下にたいして、このひどい仕打は、船長ノルマン――いやノルスキーの脈管にながれている残虐性のあらわれであるとおもえた。
— 海野十三 『火薬船』 青空文庫
作例 · 標準
敵を欺くため、将軍は家臣たちと密計を練った。
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二人は、会社をより良くするための密計を巡らせていた。
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成功の裏には、彼らの周到な密計があった。
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