茶臼
ちゃうす
名詞
標準
tea grinding mortar (hand mill)
文例 · 用例
茶臼山は風輕く水田の上を吹き來りて除ろに車窓にいる。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
そして、上田に於て、軍議をこらして、川中島に兵を進めるや、これまた謙信に劣らざる大胆さで、謙信の陣所たる妻女山の西方を素通りして、その西北方の茶臼山に陣した。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
信玄案に相違して、諸方に斥候を放つと、旭山城に謙信の伏兵あるを知り、茶臼山の陣を撤して海津城に入った。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
更に川上村茶臼山には、佐久間|右衛門尉信盛、池田庄三郎信輝、滝川左近将監一益、丹羽長秀なんぞの勇将が控え、以上四陣地の東方には、蒲生忠三郎|氏郷、森庄蔵|長可、木下藤吉郎秀吉、明智十兵衛光秀等が陣した。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
幸村茶臼山に陣し、毛利勝永は天王寺南門に備え、大野治長の先鋒銃隊東に在り、左方岡山口は大野治房を配し、迂回すべき遊軍は明石|全登が精兵三百を率いた。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
仙人にならむとしても成り切れぬ凡夫の淺ましき心をその儘に、下界より酒樽のせて今日や來る 明日やと馬の待たれぬる哉 那須山の名は中央に噴火しつゝある茶臼嶽に代表せらるゝが、大別すれば、南の南月山、中央の茶臼嶽、北の三本槍嶽より成る。
— 大町桂月 『阿武隈川水源の仙境』 青空文庫
茶臼山の敵陣次第にかさみ見えて候。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
本多忠朝の先手が、二、三発敵にさぐりの鉄砲を放つと、等しく越前勢たちまち七、八百挺の鉄砲を一度に打ち掛け、立ち籠めた煙の中を潜って、十六段の軍勢林の動くがごとく、一同茶臼山に打ってかかった。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの茶臼を使って、丁寧に抹茶を挽く。
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茶臼で挽いたばかりの抹茶は、香りが格別だ。
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博物館で古い茶臼が展示されていた。
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