赤絵
あかえ
名詞
標準
aka-e
文例 · 用例
軒端に草の茂った、その裡に、古道具をごつごつと積んだ、暗い中に、赤絵の茶碗、皿の交った形は、大木の空洞に茨の実の溢れたような風情のある、小さな店を指して、「あの裏に、旦那、弁慶手植の松があるで――御覧になるかな。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
) と湯気の上る処を、卓子の上へ置くんでございますがね、加賀の赤絵の金々たるものなれども、ねえ、湯呑は嬉しい心意気だ。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
お米坊、机にそうやった処は、赤絵の紫式部だね。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
」 と、茶碗が、また、赤絵だったので、思わず失言を詫びつつ、準藤原女史に介添してお掛け申す……羽織を取入れたが、窓あかりに、「これは、大分うらに青苔がついた。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
その茶の間の一方に長火鉢を据えて、背に竹細工の茶棚を控え、九谷焼、赤絵の茶碗、吸子など、体裁よく置きならべつ。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
「万暦赤絵」とかいうものも読んだけれど、阿呆らしいものであった。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
燃えるような柿の色に暗示されて、赤絵を焼いたという柿右衛門の陶器には、器の一方に片寄せて花鳥をえがき、それに対する他の一方は素地の清徹をそのまま残して、花鳥の花やかな配色と対照させているのがよくある。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
「札入」の作者は「万暦赤絵」がその経済的知的貴族性から持っていない俗塵、世塵を正面から引かぶろうと構えているらしい。
— 宮本百合子 『文芸時評』 青空文庫
作例 · 標準
歴史的な出来事は現在に影響を与えている。
文化的な多様性は社会の財産だ。
伝統の継承と革新のバランスが課題である。
歴史的遺産の保存に力が入れられている。
標準
red painting on ceramics
作例 · 標準
自然保護の活動が広がっている。
環境問題への対策は急務である。
野生動物の生態系が脅かされている。
森林資源の管理が重要な課題だ。