しな垂れかかる
しなだれかかる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to lean coquettishly against
文例 · 用例
この前にも夜天神を散歩している時、お増は浮いた調子で磯野に歌を謳って聞かせたり、暗いところをしな垂れかかるようにして歩いていた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
次第によっちゃ熨斗をつけないものでもない――なアお富坊、今晩にもこの俺の女房になる気はないかえ」 しな垂れかかる四十男の醜さ、お富はゾッと寒気がして、父親の背後に逃げ込みました。
— 巾着切りの娘 『銭形平次捕物控』 青空文庫
誰があなたみたいな女に、わざとしなだれかかるものですか。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
」――などとお時の声色をそのまま、手や肩へ貸本ぐるみしなだれかかる。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
彼女としては、恩人でもあり、またこの上ない情念の対象である彼に対して、せめてこういうときでも露骨にしなだれかかるより外、彼女の気の慰められる機会はなかったからでもあった。
— 海野十三 『棺桶の花嫁』 青空文庫
」と叫び、酒にまかせて外套の浮浪者にしなだれかかると――「ちつ!
— 武田麟太郎 『釜ヶ崎』 青空文庫
彼女の身体は呆然と石像のように立ち停り、風に吹かれた衣のように円木の壁にしなだれかかると、再び抜き捨てられた白鷺の尾羽根の上へどっと倒れた。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
この娘には、気の毒だが、わしはこころを鬼にせねば―― 雪之丞は、浪路が、みだりがわしく、しなだれかかるに任せた。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
酔った彼女が、僕の肩に甘えるようにしな垂れかかってきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
バーのカウンターで、隣の男性にしな垂れかかる女性を見かけた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「おいおい、そんなにしな垂れかかられても困るよ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview