済事
すみこと
名詞
標準
文例 · 用例
多代子はことし三十七歳であるが、実際の年よりも余ほど若くみえるといわれるほどの美しい婦人で、種々の婦人事業や貧民救済事業にもほとんど献身的に働いていることは何人も知っている。
— 岡本綺堂 『深見夫人の死』 青空文庫
加之、甚シキニ至リテハ、其事ノ故誤ヲ問ハズ、其ノ理ノ当否ヲ顧ミズ、復讐ノ名義ヲ挟ミ、濫リニ相構害スルノ弊往往有之、甚ダ以テ相不済事ニ候。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
狂人救済事業の中味を。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
さうして、彼は之を一に日本の経済事情に帰着せしめた。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
最後に、残りの一部分を、平岡の放埒から生じた経済事状に帰した。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
そうして、彼はこれを一に日本の経済事情に帰着せしめた。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
あの男は金を持っていないかね」 自分は固より岡田の経済事情を知ろうはずがなかった。
— 夏目漱石 『行人』 青空文庫
「いっそ今までの経済事情を残らずお延に打ち明けてしまおうか」 津田にとってそれほど容易い解決法はなかった。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫