彼とか
かんとか異読 カントカ
名詞
標準
something
文例 · 用例
先日来配達中止だつた新聞をまた配達して来てゐる、昨日は防長社の主人が来て、代金未払の歳事記を何とか彼とか口実をいつて取り戻していつた。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
そしてわたしはおまえへの恋の打ち明けから求婚まで何一つ隠さず相談して来た庵の同棲者のこの秋雄からお艶に関して彼とかの女との間柄に就ての意外の打ち明け話から、わたしは天地もひっくり返る想いをし、こゝに新なる心理に門出した。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
なんとか彼とか言い合っている。
— 岡本綺堂 『虎』 青空文庫
こいつも強情で、最初はなんとか彼とか云い抜けようとしていました。
— 蝶合戦 『半七捕物帳』 青空文庫
「いろんなのがありますね」 自身の想像だけで、だれとか彼とか筆者を当てようとするのであった。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
何とか彼とか弁解をする奴を相手の女学生と突合わせると、流石に両方共一度に屁古垂れてしまった。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
その時、「何とか彼とか云ひながら、男が金を稼ぐのは、つまり女房のために生活をより修飾するためなのだね。
— 原民喜 『残雪』 青空文庫
好い加減に切りあげて帰ろうとすると、女はなんとか彼とか云って頻りにひき止めました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
作例 · 標準
昨日、駅前で彼とか、誰か見なかった?
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
あれ、彼とか、もうこの部屋から出て行ったのかな?
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
なんか、彼とか、さっきからずっと落ち着かない様子だったんだよね。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite