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汽機

きき
名詞
1
標準
文例 · 用例
しかしそれにもやはり分業があって、蒸汽機関の火を焚かせられるかも知れないと思うと、enthousiasme の夢が醒めてしまう。
森鴎外 あそび 青空文庫
――久しく使はないうちに子供に蒸汽機関の代りに玩具にされてすつかり役に立たなくなつてゐるのを知つて私が、二三日前に買つて来た新しい吸入器である。
牧野信一 悪筆 青空文庫
鉄瓶の沸るのを見て、蒸汽機関を発明した人だつてあるぢやないか。
牧野信一 「或る日の運動」の続き 青空文庫
娑婆にある大きな蒸汽機械も折々休息をさせて大掃除もしなければ塵が溜まったり油が切れたりして直きに機械が壊れてしまう。
春の巻 食道楽 青空文庫
譬えば蒸汽機関を運転するに蛋白質が石炭ともなりまた自ら器械の修繕をも兼ねる如し。
春の巻 食道楽 青空文庫
たとえば蒸汽機関を運転するに油を注す事を怠りてそれがために器械を消耗せしむる如し。
春の巻 食道楽 青空文庫
ヂツクマンといふ独逸人が、そこで蒸汽機関を製造した所です。
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 樺太脱獄記 青空文庫
汽機関でも水力電気でも、人間の為し得た自然の征服としては最も立派なものであるが、後から見れば恰も貧富の懸隔を甚だしくするために特に造られたかの観がある。
丘浅次郎 自然の復讐 青空文庫