ポプリ
ポプリ
名詞
標準
potpourri
文例 · 用例
察しのつく通りアッパッパで、それも黒門市場などで行商人が道端にひろげて売っているつるつるのポプリンの布地だった。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
高いポプリエの並木の立った河岸の道路を隔ててセエヌ河に面した住宅風の建築物があった。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
ビヨンクウルの家を辞して、ポプリエの並木の続いた岸づたいに河蒸汽の乗場へ下りて行く道すがらも、彼は自分で自分に尋ねて見た。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
別段そのビラには大したことは書かれていなかった――*3コツェブーの芝居がかかっていて、ロールの役をポプリョーヴィンが、コーラの役をジャブロワ嬢がやるというだけで、その他の役者は一向名もない手合いばかりであった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
いつも毛をもじゃもじゃにしている尨犬のアデリと、脚の細い牡犬のポプリだ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
二人の後から尨毛のアデリと脚のひょろ長いポプリが、くんくん言いながら駈けこんだ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
初めに『ポプリーシチン!
— ZAPISKI SUMASHEDSHAWO 『狂人日記』 青空文庫
洋品店と云つても、学生相手の安物ばかりで、襯衣とか、靴下とかの小物類が売れてゆく位で、陳列の中の鳥打帽子や、絹ポプリンのY襯衣なぞは、四年の間そこへ飾りつぱなしで、いくら陽がさゝぬとは云つても埃つぽくなつてしまつて色褪せてゐる。
— 林芙美子 『朝夕』 青空文庫
作例 · 標準
乾燥させたラベンダーとバラの花びらで、手作りのポプリを瓶に詰めた。
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クローゼットにポプリを置いておくと、服にほのかな花の香りが移って心地よい。
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玄関に飾ったポプリの香りが、来客を優しく出迎えてくれる。
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ウィキペディア
ポプリ は、花や葉・香草(ハーブ)、香辛料(スパイス)、木の実、果物の皮や苔、精油またはポプリオイルなどの香料を混ぜあわせて容器に入れ熟成させて作る室内香のひとつ。語源はフランス語で「ごった煮料理」を意味したpot pourri(直訳=「腐った鍋」)で、多様な材料を混ぜてつぼに入れて作ったことに由来する。
出典: ポプリ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0