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片歌

かたうた
名詞
1
標準
katauta
文例 · 用例
が、一人のスウインバアンさへ出れば――と云ふよりも更に大力量の一人の「片歌の道守り」さへ出れば…… 日本の過去の詩の中には緑いろのものが何か動いてゐる。
芥川龍之介 文芸的な、余りに文芸的な 青空文庫
即五・七・七の片歌に短歌の下の句を加へたものとも見られ、又は片歌を二つ重ねた旋頭歌の第四句の五音を削つたものと見てもよい、五・七・七・七・七といふ形である。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
三、歌のいろ/\ この三つの句の形の歌を、後には、片歌といつてゐます。
折口信夫 歌の話 青空文庫
中には片歌を、短歌の半分といふように思つてゐる人もあるが、これが完全になると、旋頭歌(せんとうかとは讀みません。
折口信夫 歌の話 青空文庫
片歌は、三句から出來てゐて、一番めの句が五音、二番めの句が七音、第三の句がまた七音、といふふうになつてゐるのが普通で、その音數には、多少の變化があります。
折口信夫 歌の話 青空文庫
それでは、これが短歌かといふと、第一、片歌の約束に叛きます。
折口信夫 歌の話 青空文庫
片歌は、片歌どうし合せるもので、けっして、短歌と一組みにはなりません。
折口信夫 歌の話 青空文庫
さうすると、おほくめの命の歌も、片歌の音數を増して、早く謠はれたものとおもふ外はありません。
折口信夫 歌の話 青空文庫
作例 · 標準
万葉集には、片歌と呼ばれる短い歌が数多く収録されている。
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彼は、五七五七七という形式にとらわれない片歌の創作に興味があるようだ。
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短歌の原型とも言われる片歌の響きに、古の詩情を感じる。
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ウィキペディア

片歌(かたうた)は、記紀歌謡などの古代歌謡の一種。五七七音の3句(計19音)で構成され、多くは問答体の歌である。この片歌を2首合わせたものは「旋頭歌」と呼ばれる。片歌は、思わず口から出る感情を五・七・七で表現したものであり、その片歌にさらに片歌で返したものが組み合わさると、「旋頭歌」となる。

出典: 片歌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0