淀
よど
名詞
標準
文例 · 用例
僅かの相違であるが『あまた立ちならぶ様のさびしも』と詞に淀みのある云い方が自然に作者の心持を現わして居る。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
新宿で好きなのは、あの淀橋から煙草工場の方へ出る青梅街道の通である。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
しかもガードを一つ距てて、淀橋の向ふに二幸や三越のビルヂングが壘立し、空には青い廣告風船があがつて居る。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
その翌年の早春に、淀橋・柏木。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
淀橋のアパートで暮した二|箇年ほど、私にとって楽しい月日は、ありませんでした。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
あなたが急にお偉くなって、あの淀橋のアパートを引き上げ、この三鷹町の家に住むようになってからは、楽しい事が、なんにもなくなってしまいました。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
個展は、私が淀橋へまいりましてから二年目の秋に、ひらかれました。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
フィリップの骨格に就いて 淀野隆三、かれの訳したる、フィリップ短篇集、「小さき町にて。
— ――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 『碧眼托鉢』 青空文庫
ウィキペディア
淀(よど)は、京都府京都市伏見区西南部の地域名。本項では淀および納所(のうそ)を冠する町名の区域を中心とする地域 について述べる。 同地域に所在する京都競馬場は「淀」とも通称される。
出典: 淀 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0