塵塚
ちりづか
名詞
標準
rubbish heap
文例 · 用例
そうでないものは塵塚に捨てられ、存在をさえ否定された。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
そうした田舎の塵塚に朽ちかかっている祖先の遺物の中から新しい生命の種子を拾い出す事が、為政者や思想家の当面の仕事ではあるまいかという気もする。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
そのようにして塵塚に埋れた真珠はないだろうか。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
「あはれ果敢なき塵塚の中に運命を持てりとも、穢なき汚れは蒙むらじと思へる身の、猶何所にか悪魔のひそみて、あやなき物をも思はするよ。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
科学者のに限らず、一般に随筆と称するものは従来文学の世界の片すみの塵塚のかたわらにかすかな存在を認められていたようである。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
そうしてみがけば輝くべき天下の美玉が塵塚に埋められるのである。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
枯葉の塵塚に落ちたものからは火の手を挙げた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
どこを見ても枯色の塵塚ばかりとなった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
作例 · 標準
古い家具が塵塚のように積み上げられていた。
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あの場所は昔から、近所の塵塚と化している。
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彼は塵塚の中から、まだ使えそうな部品を探し出した。
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