質量ともに
しつりょうともに
表現副詞
標準
both in quality and quantity
文例 · 用例
私は、こういう境遇にいる一人の母である作者が、永い将来の努力によって、次第に子供のための文学として、質量ともに逞しい生産をされることを切望する。
— ――「村の月夜」にふれつつ―― 『子供のために書く母たち』 青空文庫
そしてそれを経験してゐる彼自身が言ふまでもなく彼自身ではあるけれども、この現実の彼自身とは質量ともにいくらか違つた感じの中にゐるのであつた。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
しかしながら、韻文に限ってすら私の夢体験はコールリッジのそれを質量ともに上回る。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『夢日記』 青空文庫
特色は、近代戦における神経中枢とも言わるべき暗号通信操作の中心地帯についての記録風の解説や描写が質量ともに目立つように取りあつかわれている点と、しかしそれがただ単に作品全体の背景または地塗りとなっているだけでなく、作中人物たちの生活や心理と表裏一体のものとして掴まれている点だろう。
— 三好十郎 『恐怖の季節』 青空文庫
しかし、私は様々沢山仕事をしている人の仕事の質をも考え、自分の仕事はどうかして質量ともに高めたいと切望します。
— 一九三七年(昭和十二年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
今年の新入社員は質量ともに例年よりレベルが高い。
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その作家の新作は、質量ともに前作を遥かに凌駕している。
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準備された資料は質量ともに十分で、会議はスムーズに進んだ。
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