そろっと
そろっと異読 ソロっと・ソロッと
副詞
標準
soon
文例 · 用例
油断なく、そろっと進む、けれども何もわからない。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
負けずに、つっぱって、また一寸そろっと進む。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
」 僕のそういったような言葉はどうやら青扇の侮蔑を買ったらしく彼は、さあ、と言ったきりで、自分の両手の手の甲をそろっと並べ、十枚の爪を眺めていた。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
べっとり岩にへばりついて、ときどき、そろっと指を動かして、そうして、ひとでは何も考えていない。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
花活に入れるんだからと云われてナヨナヨとした孔雀草に青く光るはさみをあてた時も自分の心にそむいてあべこべの方に走るような苦しい心持でいたわるようにそろっと十本ばかりをきった、まるで草にうらまれて居るような心持で……。
— 一九一三年(大正二年) 『日記』 青空文庫
西の大門を、一またぎで越えると、私はそろっと横向きになって、静かに歩きだしました。
— GULLIVER'S TRAVELS 『ガリバー旅行記』 青空文庫
それをみて文三郎、そろっとむこうへにげおりた。
— 北原白秋訳 『まざあ・ぐうす』 青空文庫
ふいに男は用心深く敷居をまたいで、うしろ手にそろっとドアを閉め、テーブルへ近寄って、一分ばかり待っていた――その間ずっとラスコーリニコフから目を放さなかったので――それから静かに、音のしないように、長椅子の傍の椅子に腰をかけた。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
作例 · 標準
「そろっと会議の時間だよ。準備はいいかい?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この仕事もそろっと片付けたいな。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
そろっと新しいプロジェクトに着手する時期が来た。
幻辭AI · gemini-2.5-flash