礼服
らいふく
名詞頻度ランク #43669 · 青空 209 例
標準
ceremonial clothes formerly worn by nobility
文例 · 用例
ヘルンの趣味はすべてにおいて庶民的で、儀式ばったことが嫌いなので、フロックコートなどの礼服を非常に嫌い、常に野蛮人の服と称し『なんぼ野蛮の物』と言っていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
それで学校に式のある時など、他の教師は皆礼服で列席するのに、ヘルンは一張羅の背広で押し通していた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
お上に参るの時、あなた、シルクハット、フロックコートですよ』などと、子供をだますようにして説き伏せられ、やっと礼服を新調したけれども、やはり少しも着ようとしない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
大隅君には、礼服が無かった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
けれども、かれは豪放磊落を装い、かまわんかまわんと言って背広服で料理屋に乗込んだものの、玄関でも、また廊下でも、逢うひと逢うひと、ことごとく礼服である。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
校長の大礼服のこまやかな金彩は明るい雪の反射のなかでちらちらちらちら顫へた。
— 宮沢賢治 『大礼服の例外的効果』 青空文庫
……それをののかんそのことの、 ゆゑはにはかに推し得ね、 大礼服にかくばかり、 美しき効果をなさんこと、 いづちの邦の文献か、 よく録しつるものあらん……しかも手練の写真師が、 三秒ひらく大レンズ、千の瞳のおのおのに、 朝の虹こそ宿りけれ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
たとえば「礼服を着ないでサラダを出した」といったような種類のものである。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
作例 · 標準
博物館の展示室で、明治時代の官吏が着用していた豪華な礼服を見学した。
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古文書には、儀式の際に文官が着用すべき礼服の詳細が記されている。
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当時の貴族たちが礼服を纏って参内する様子を、絵巻物で確認した。
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ウィキペディア
礼服(れいふく)とは、冠婚葬祭の儀式典礼といった改まった席で着用する衣服のことであり、礼服の着装状態を礼装という。英語では「フォーマルウエア(Formal wear)」と呼ばれ、その格式によって、正礼装、準礼装、略礼装、平服、などと区別される。また、昼間に行われる結婚式や披露宴などは昼の礼服、夜に行われる舞踏会や晩餐会などは夜の礼服、と「昼」(モーニングドレス、アフタヌーンドレスなど)と「夜」(イブニングドレス、ディナードレスなど)のものに分けられており、特に夜会で着用される礼服は夜会服と呼ばれる。
出典: 礼服 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0