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手数をかける

てすうをかける
表現動詞-一段
1
標準
to be a burden
文例 · 用例
それも安くて割のいいものを捜すとか、古いものを押っくり返し染め返したり、仕立て直したり、手数をかけるだけの細かい頭脳を働かすことはしないで、すべて大雑把にてきぱき捌いて行く方で、大抵は呉服屋まかせであったが、商売人の服装には注意を怠らなかった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
このたびは、あなた様にもいろいろ御手数をかけるわけですが、御礼として縞の羽織を差上げたいと思います。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
「やあ、奥さん」と矛先は、そちらに転じて、「手数をかけるなあ。
太宰治 親友交歓 青空文庫
嘉六は朝早く勤めに出て、夜食は蝶子さんに手数をかけるのも気の毒だと、どこかで食べては帰って来ますものゝ宴会でもない限り、たいして遅くもならず、母の枕元へ来て、町の噂、素人に判る程度の商取引の話などして聞かせます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
「また手数をかけるそうでございますね、顔ににあわない強つくばりですね」 老婆は右の手に生きた疣だらけの蟇の両足を掴んでぶらさげていた。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
「また手数をかけるさうでございますね、顔には似合はない強つくばかりですね、」 老婆は右の手に生きた疣だらけの蟇の両足を掴んでぶらさげてゐた。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
手数をかけるにもほどがあらあ、あとのふたりは、どうして置いてきたんだ」「どうもこうもねえんですよ。
卒塔婆を祭った米びつ 右門捕物帖 青空文庫
結局は何事かしでかして、いわゆる『お上のお手数をかける』と云うことになるのです。
蟹のお角 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
私のわがままで皆様に手数をかけることになり、本当に申し訳なく思っています。
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これ以上彼に手数をかけるわけにはいかないので、自力で解決することにした。
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病気療養中、家族には大変な手数をかけることになったが、皆温かく支えてくれた。
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手数をかける(てすうをかける) — 幻辞.com