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油煙

ゆえん
名詞頻度ランク #21883 · 青空 128
1
標準
lamp soot
文例 · 用例
香水、麝香、油煙、マニラの臭氣相混じて一種縁日臭を作り、靄々然として、人自らそが上を蹈み、そが中を歩めり。
萩原朔太郎 二十三夜 青空文庫
空気はムンムンして、人々は天ぷらの油煙を吸い込んでいた。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
火皿は黒い油煙を揚げその下で一人の女が何かしきりに仕度をしてゐる。
宮沢賢治 丹藤川〔「家長制度」先駆形〕 青空文庫
これを作るには、油煙を電炉の中で摂氏三千度に熱したものに或る糊を混じて線状とし、これを四百度に熱して糊を炭化させるのだそうである。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
その出し過ぎた心の右の端が高くなっていて、火屋に黒い油煙をつけていた。
梶井基次郎 不幸 青空文庫
八「唐土にても墨張とて学問にあまり精を入れしゆえにつりし蚊帳が油煙にてまっ黒になりしという故事に引きくらべて文盲儒者の不性に身持ちをして人に誇るものあり。
寺田寅彦 人の言葉――自分の言葉 青空文庫
夜の三時ごろまでも表の人通りが絶えず、カンテラの油煙が渦巻いていた。
寺田寅彦 銀座アルプス 青空文庫
かんてらから黒い油煙が立っている、その間を村の者町の者十数人駈け廻わってわめいている。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
作例 · 標準
古いランプからは、黒い油煙が立ち上っていた。
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油煙が壁にこびりつき、部屋が暗く見えた。
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換気を怠ると、油煙が充満し、健康に悪影響を及ぼす。
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ウィキペディア

油煙(oil mist)とは、気体中に1~10μm程度の油滴が浮遊しているものを指す。

出典: 油煙 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0