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速歩

そくほ
名詞
1
標準
文例 · 用例
誠に上古のギリシャ人は殆んど素足に近き恰好で、獣類の速歩、普通|駈歩、伸暢駈歩と同じ体形で体を動かしていた。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
法水は、しばらく雑談している三人から離れて、俯向きながら歩いていたが、やがて速歩に追いつくと、ウルリーケにいった。
小栗虫太郎 潜航艇「鷹の城」 青空文庫
二、三町ばかり、軽い速歩で進むと、眼下に新しい景色が展ける。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
馬は、急に早い速歩に移った。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
銀座へ出て、傍目も触らずに非常な速歩で歩いてゐると、だんだんに、どうして好いか解らない程な愴忙な気分に襲はれてしまつたのだ――私は、「オアシス」の酒つぎ台に肘をのせてゐた。
牧野信一 日記より 青空文庫
と思つて、早速歩きながら封を切つて、下験べをはじめて見ると忽ち自分自身が囚はれの身になつてしまひ、思はず力んで剣を振る、眼を据ゑて不思議な唸り声を挙げる……何うにも仕方がなくなつたので私は、慌てゝ道を変へて人通りの無い、裏山へ向ふ野良路に走つたのである。
牧野信一 R漁場と都の酒場で 青空文庫
」 医院が済むと彼等は、許される限りの速歩で父の家の門をくゞつた。
牧野信一 F村での春 青空文庫
そしてかけるように、速歩で歩きだした。
海野十三 火薬船 青空文庫
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速歩(そくほ)または速歩き(はやあるき)、早歩き(はやあるき)は、歩行のうち速度を上げたものを指す。

出典: 速歩 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0