千六本
せんろっぽん異読 せろっぽう
名詞多音語
標準
julienne (esp. of daikon)
文例 · 用例
千六本に、おなますに、皮剥と一所に出来らあ。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
例之ば午、吸物摘入、小蕪菁、椎茸、平昆布、大口魚、鱠、千六本貝の柱、猪口はり/\、焼物生鮭粕漬、夕、吸物牡蠣海苔、口取蒲鉾卵|橘飩青海苔を塗したる牛蒡鯛の小串、刺身|比目魚黒鰻、大平鯛麪、旨煮烏賊牛蒡|土当帰、概此類であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
まだ青いような若い南瓜の皮を剥いて千六本のように細く切って塩でよく揉んで水で洗って紫蘇の葉を細かく刻んでそれへ交ぜて三杯酢をかけて出します。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
第十二 大根飯 は大根を千六本に截って塩湯煮にして笊へ揚げて水気を切ります。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
」 呟いた藤吉、勘次の手から竹付きの首を受け取ったものの、顔面に千六本の刀痕、血に塗れ雨に打たれて人相も証拠も見られないとしるや、二、三寸刺さった青竹を物をも言わず引き抜いて、ざぶり、首を天水桶へ突っ込んだ。
— 怨霊首人形 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
土竈の中ぢや無いが、千六本に切つて、焚きつけの籠の中に」 八五郎はその籠を打ち振つて、わめき立てるのです。
— 恋をせぬ女 『錢形平次捕物控』 青空文庫
千六本は適当に甘くからく、水気があってうまかった。
— 梅崎春生 『幻化』 青空文庫
作例 · 標準
サラダに彩りを添えるため、大根を千六本に切った。
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鶏肉と野菜を千六本にして炒めれば、簡単に一品できる。
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熟練した板前は、どんな野菜でも見事な千六本に仕上げる。
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