競り合う
せりあう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
標準
to struggle for
文例 · 用例
出世を競り合うて呪咀い合うものと聞いた、蔵元屋の前の御寮さんが、コッソリ里子に遣ったままにして置いた芋屋の娘……正しく蔵元屋の血統を引いた、お熊さん同様の一点の疵もない卵の剥き身、生さぬ仲の芋屋の老人夫婦を真実の親と思い込んでの孝行振りまで、お熊さんと瓜二つの生き写し。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
生きて行く場面で互が苦しく競り合うものとして現れているとすれば、今日目の前にそういう現象を持ち来している社会的な動機への洞察がいつかよびさまされずにいない。
— 宮本百合子 『異性の間の友情』 青空文庫
」せりあううちに後毛はらはら、さっと心も乱髪、身に振かかる禍のありともあわれ白露や、無分別なるものすなわちこれなり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
レースは相手とせりあうことによって、相手をぬいて行く力を言うのである。
— 世界新記録病 『安吾巷談』 青空文庫
まったく病気の後では健康がいよいよ美しいものに思われるものであるが、思うにそれは、両者があまりにも接近しているために、両方が互いにしのぎをけずってせりあうところを、目のあたり見ることができるからなのではあるまいか。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちは、おもちゃの取り合いで激しく競り合っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
限られた資源を巡って、複数の企業が激しく競り合っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
王座を巡る二人の剣士は、一歩も引かずに剣を競り合っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite