歌詠み
うたよみ
名詞
標準
tanka composer
文例 · 用例
そのまじめくさつた歌にはをかしくて堪へられなかつたが、無理に我慢して歌詠み仲間の礼儀に歌の遣り取りをしたものだつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
三回、四回と試みてゐるうちに、プールの組は歸つてしまつて、そのあとへ義雄の仙臺遊學時代の後輩だが、渠よりはずつと先きに冒險小説で世間に名を賣つた男と、歌詠みから株屋の番頭に轉職した最も若い男とがやつて來た。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
当年二十四歳の男で歌詠みである。
— 伊藤左千夫 『正岡子規君』 青空文庫
ある歌詠みの話ですが、その標準はぐんぐん変つて行くさうですからね。
— 田山録弥 『小説への二つの道』 青空文庫
彼は単に一個の柔弱な歌詠みに過ぎない。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
この難題には当代の歌詠みと知られた堀川や安芸や小大進の才女たちも、うつむいた白い頸を見せて、当座の思案に打ち傾いていた。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
例の歌詠みから株屋の番頭に轉じた男だ。
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
思のままに歌詠みたらんには、国家治教などいへる事に関係なき歌も出来る訳なり。
— 正岡子規 『人々に答ふ』 青空文庫
作例 · 標準
例句