称其
しょうその
名詞
標準
文例 · 用例
伊沢分家の古い法諡に、軒と云ひ室と云つて、ことさらに院字を避けたらしい形迹のあるのは、伊藤東涯の「本天子脱之人、父母既歿、必称曰某院、尤不可也、蓋所謂窃礼之不中者也、有志者忍以此称其親也哉」と云つた如く俗を匡すに意があつたのではなからうか。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
然れども、「比較神話学」の名称の好ましからざるは、決して其名称其ものの、宜しからざるに非ず。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
然れども、学説の誤謬は、必しも名称其ものの正しからざるを、意味するものに非ず。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫