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醇美

じゅんび
名詞
1
標準
文例 · 用例
太く一気に吐いた呼吸のその見事さ、厚朴醇美の貴格ある整正。
横光利一 詩集『花電車』序 青空文庫
若し其れをだに白璧の微瑕と見るなら、其白璧の醇美は如何であろう。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
日本の国土全体を愛する執念と共に、我々は醇美なる故郷の自然に陶酔しているのである。
佐藤垢石 わが童心 青空文庫
唐宋の醇美な彫刻絵画に対して、明は宣徳・嘉靖・万暦の陶瓷、剔紅、填漆の類を特徴とする。
和辻哲郎 孔子 青空文庫
問答師作の竜王像がわれわれに期待させる光明后の面影は、もっと醇美なものでなくてはならない。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
それは漢文化とは顕著に異ったものであるが、しかしシナに於て創られた文化としては最高のものであり、また当時の世界全体に於てどこにも比類を見出し難いほど醇美なものである。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫
その醇美な衣裳、豪奢な装飾、珍奇な鳥の羽に飾られた王冠、すべて臣下のまねし得られぬものであった。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫