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風月

ふうげつ
名詞
1
標準
nature's beauty (cool breeze and bright moon)
文例 · 用例
或はまた純東洋風の文人として、花鳥風月の趣味に遊ぶ、悟りすました人物のやうにも印象させる。
萩原朔太郎 室生犀星に就いて 青空文庫
そうすると今度はニュー・グランドとか風月堂とかモナミとか、格のある店へ入る。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
いふまでもなく先生は私の三田|文科生時|代からの先生であるが、球突では始終喧嘩相手で、銀座裏の日|勝亭で勝負を爭つて、その成績で風月|堂の洋食のおごりつこをしたなどもしばしばである。
南部修太郎 文壇球突物語 青空文庫
しかし俳句が短歌とちがうと思われる点は、上にも述べたように花鳥風月と合体した作者自身をもう一段高い地位に立った第二の自分が客観し認識しているようなところがある。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
胃の工合があまりよくなかったが気分がいいので乗合自動車で銀座へ行った、そして例のように風月へはいってコーヒーを呑んだ。
寺田寅彦 病中記 青空文庫
多くの人は一見乾燥なように見える抽象的系統の中に花鳥風月の美しさとは、少し種類のちがった、もう少し歯ごたえのある美しさを、把握しないまでも少なくも瞥見する事ができるだろうと思う。
寺田寅彦 相対性原理側面観 青空文庫
鍋町の風月の二階に、すでにそのころから喫茶室があって、片すみには古色|蒼然たるボコボコのピアノが一台すえてあった。
寺田寅彦 銀座アルプス 青空文庫
西洋から帰ってからは、日曜に銀座の風月へよくコーヒーを飲みに出かけた。
寺田寅彦 コーヒー哲学序説 青空文庫
作例 · 標準
縁側で風月を愛でながら、静かに日本酒を傾ける夜は格別だ。
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この庭は、風月の移ろいを繊細に表現するように造られている。
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忙しい日々の中で、ふと見上げた夜空に風月を感じ、心が安らいだ。
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