一瀉千里
いっしゃせんり
名詞
標準
one swift effort
文例 · 用例
眺め渡した処「御気に召した題」が一つも見つからぬので面倒臭くなって片っ端から一瀉千里に片付けてやる決心をする。
— 山中貞雄 『五題』 青空文庫
死亡承諾書、私|儀永々|御恩顧の次第に有之候儘、御都合により、何時にても死亡|仕るべく候年月日フランドン畜舎内、ヨークシャイヤ、フランドン農学校長|殿 とこれだけのことだがね、」校長はもう云い出したので、一瀉千里にまくしかけた。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
)降りには、正しく一瀉千里の勢ひで、三十分で達してしまふのである。
— 牧野信一 『山を越えて』 青空文庫
その次は何の誰……」 というような調子で、一瀉千里の勢いで即決して行く。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
急いで便所へ行くと一瀉千里の勢いで跳ね飛ばす。
— 大杉栄 『獄中記』 青空文庫
一瀉千里の勢いとまでは行きませんが、ともかくもズンズン読んでゆけるので嬉しくて堪りません。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
それが貴方の過去の御記憶を喚び起す最初のヒントになりますので、それから先は恐らく一瀉千里に、貴方の過去の御記憶の全部を思い出される事に相成りましょう」 若林博士のこうした言葉は、やはり極めて無造作に、スラスラと流れ出たのであった。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
しかし女将は一切お構いなしで、持って生まれた一瀉千里のペラペラを続けた。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はインスピレーションに導かれ、一瀉千里で小説を書き上げた。
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プロジェクトマネージャーは、チームを鼓舞し、一瀉千里でタスクを完了させた。
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大雨の後、川は勢いを増し、一瀉千里の流れとなった。
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