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免る

まのがる
Nidan verb (lower class) with 'ru' ending (archaic)動詞-自動詞
1
標準
to escape from harm
文例 · 用例
たとい虚偽をもって一時を免るるとも、天知る、地知る、我知るで、いつがいつまで知れずにはおらんぞ。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
政宗が若しも途中で下手に何事か起した日には、吾が領分では有るし、勝手は知ったり、大軍では有り、無論政宗に取って有利の歩合は多いが、吾が領内で云わば関白の代官同様な氏郷に力沙汰に及んだ日には、免るるところ無く明白に天下に対して弓を挽いた者となって終って、自ら救う道は絶対に無いのである。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
換言すれば宇宙全部を吾人其物を擴大したるが如くに取扱つて居るので、人の免る可からざる「人中心論」の最大發展を遂げたものである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
楽あれば即ち苦あるは免る能はざるの数ながら、語に奇味あること無し。
幸田露伴 東西伊呂波短歌評釈 青空文庫
凡庸の徒おほむね先見無し、一蹉躓一顛倒して後自ら懲戒するも、数の免る能はざるところなり。
幸田露伴 東西伊呂波短歌評釈 青空文庫
されどもわれ、つひに此の外道の惑ひを免るゝ能はず。
夢野久作 白くれない 青空文庫
貧者は獄に入りて殃を受け、富者は経を転じて罪を免る、惟傷弓の鳥を取り、毎に呑舟の魚を漏す。
田中貢太郎 令狐生冥夢録 青空文庫
小童の絹の紐もて飾りて牽き往きしに、經を聽かせ水を灌せられぬれば、今年中はいかなる惡魔の障碍をも免るゝならん。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
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