軽いそう
かるいそう
形容詞
標準
文例 · 用例
不思議ではありませんか」大原「それは非常に軽いそうです。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
いかにも軽そうで強風に吹飛ばされそうな感じがする。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
) 若旦那が跪いてその手を吸うと、釣鐘を落したように、軽そうな手を柔かに、先生の膝に投げて、(ああ、嬉しい。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
」 その時、この気軽そうな爺さんが、重たく点頭した。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
「ああ、そう」と私は上品なる社交家の如く、心得顔に気軽そうに立ち、またもや押入れからウイスキイを一本取り出し、栓をあける。
— 太宰治 『親友交歓』 青空文庫
京吉という男は、ひとは善さそうだが、それだけに口は軽そうだ。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
いかにおれが宣伝の才にめぐまれていたかは、いずれ後ほど詳しく述べる故、ここでは簡単に止めて置くが、たとえば湯崎へ来た最初の日集まった患者のなかで口の軽そうな、話好きそうな婆さんを見ると、「――この灸は天下一の名灸ではあるが、真実効をあらわそうと思えば、たった一つ守って貰わねばならぬことがある。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
荷は軽そうなが前屈みに、てくてく帰る……お千世が爺の植木屋|甚平、名と顱巻は娑婆気がある。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫